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経営事項審査の加点対象となる保険は?

2011年06月15日

【ご相談事例】

建設業を営んでいますが、社員の福利厚生にもなり経営事項審査の加点対象になる保険があると聞きました。
どんなものがあるのか教えて下さい。

【ご回答】

経営事業審査とは、国、地方公共団体などが発注する公共工事を直接請け負おうとする建設業許可業者が必ず受けなければいけない審査です。(一部の軽微な工事を除く)

公共工事の各発注機関は、競争入札に参加しようとする建設業者について、資格審査を行うとされており、客観的事項と主観的事項の審査結果を点数化し、順位付け、格付けに採用されています。

このうち客観的事項の審査に当たるのが経営審査事項と言われている審査制度であり、建設業者の施工能力や経営状況を客観的な指標で点数化する制度です。

経審の審査項目のうち、その他の「労働福祉の状況」の中で次の2つが経審加点の対象の保険となっています。

●退職一時金もしくは企業年金制度の導入・・・15点
●法定外労災制度への加入・・・15点

退職一時金については全員加入をベースに事業用生命保険で任意に制度を作ることが可能です。

法定外労災の場合は、昨年より日本商工会議所、全国中小企業団体中央会で業務災害補償プランが策定されており、従来比で約50%割引で加入できるようになっています。

加入については指定代理店での設計が必要になります。当方でも全国の認定代理店をご紹介しておりますのでお気軽にお声かけ下さい。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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このホームページは、一般的事項の説明であり、取扱商品、各保険の名称や補償内容等は引受保険会社によって異なります。ご加入の際は保険会社または最寄りの代理店から重要事項説明書等による説明を再度受ける必要があります。ご不明な点等がある場合には、代理店までお問い合わせください。