HOME > 目的別保険相談 > 保険会社が破たんしても自動車保険や火災保険などは補償されますか?
大規模な自然災害が発生するたびに、損害保険会社が破たんするのではないかと心配になります。
大丈夫なのでしょうか。
保険会社は保険金の支払いに備えて契約者から集めた保険料の一部を「責任準備金」として積み立てることが法律で義務付けられており、大規模な自然災害で発生する保険金支払いには「異常危険準備金」を積み立てることで備えています。
さらに、保険会社の経営が破たんした場合でも、契約者が個人や小規模法人、マンション管理組合である場合には、保護機構による補償の対象となります。
保護機構による補償の対象となるのは、任意の自動車保険や火災保険のほか、地震保険や自賠責保険など、すべての契約が該当しますので、破たんを心配する必要はありません。
ちなみに、保険会社は「異常危険準備金」以外にも、保険期間が終了していない契約の将来の保険金支払いに備えた「普通責任準備金」や、積立保険の満期返戻金に備えた「払戻積立金」、契約者に支払う配当金に備えた「契約者配当準備金」(相互会社の場合は「社員配当準備金」といいます)なども積み立てています。
こうした万全の体制で安定した経営を目指しているため、過度に不安がる必要はありません。
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