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インフレなどで再調達価格が上昇した場合、火災保険の保険金額も増えるのですか。

2018年03月15日

【ご相談事例】

火災保険に入っています。
インフレなどで再調達価格が上昇した場合、保険金額も増えるのですか。

【ご回答】

火災保険の対象になっている物件を再調達(新たに建築、購入)するために必要な金額のことを「再調達価格」といいます。

インフレになると建築資材の価格が上昇するため、火災保険の対象の建物の再調達価格も上昇してしまいます。

そのため、不安になっておられるかと思います。

まず、火災保険の契約期間が「1年間」などの短期間であれば、火災保険の更新時に保険金額を可能な範囲で引き上げればインフレに対応できるので過度な心配は不要です。

もしも、火災保険の契約期間が「10年」など長期間の場合には、保険会社が保険期間中に物価の変動により建物の再調達価額が著しく変動した場合に、保険金額を妥当な金額に調整できる特約を用意している場合があります。

火災保険にこうした特約が付帯している場合は、インフレに合わせて保険金額を調整できる可能性があります。

まずは契約している火災保険の内容を確認してみましょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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